大型で非常に強い台風第10号は6日にかけて大東島地方や奄美地方付近を北上し、6日から7日にかけては非常に強い勢力を維持して九州にかなり接近または上陸するおそれがあります。記録的な暴風、高波、高潮、大雨のおそれがありますので最大級の警戒をしてください。鹿児島県(奄美地方を除く)では特別警報を発表する可能性があります。

2年 台風第10号に関する情報 第55号
令和2年 9月 5日22時59分 気象庁予報部発表

(見出し)
大型で非常に強い台風第10号は6日にかけて大東島地方や奄美地方付近を
北上し、6日から7日にかけては非常に強い勢力を維持して九州にかなり接
近または上陸するおそれがあります。記録的な暴風、高波、高潮、大雨のお
それがありますので最大級の警戒をしてください。鹿児島県(奄美地方を除
く)では特別警報を発表する可能性があります。

(本文)
[台風の現況と予想]
 大型で非常に強い台風第10号は、5日22時には南大東島の南西約40キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の東側280キロ以内と西側185キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は、大東島地方にかなり接近しています。その後も勢力を維持して北上し、6日日中に奄美地方へかなり接近した後、6日夜には鹿児島県(奄美地方を除く)にかなり接近するおそれがあります。なお、7日にかけても勢力を維持して北上を続け、九州にかなり接近または上陸するおそれがあります。

[防災事項]
<暴風・高波>
 沖縄地方では大東島地方で猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなっています。沖縄本島地方や奄美地方でも非常に強い風が吹き大しけとなっています。
 台風の北上に伴い、沖縄地方では6日にかけて、九州南部・奄美地方では6日から7日にかけて、一部の住家が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹く見込みですので、風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに屋内では窓から離れるなど、暴風に厳重に警戒してください。九州北部地方でも、7日は猛烈な風の吹くおそれがあります。
 6日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  沖縄地方、奄美地方 50メートル(70メートル)
  九州南部      45メートル(65メートル)
  九州北部地方    25メートル(35メートル)
  四国地方      20メートル(30メートル)
 7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  九州北部地方、九州南部
       40から50メートル(55から70メートル)
  奄美地方 30から40メートル(40から60メートル)
  中国地方 25から29メートル(35から45メートル)
  四国地方、近畿地方
       20から24メートル(25から35メートル)
です。

 沖縄・奄美、西日本では7日にかけて猛烈なしけとなり、東日本太平洋側でも6日から7日は大しけとなる見込みです。
 6日にかけて予想される波の高さは、
  沖縄地方、九州南部・奄美地方 14メートル
  九州北部地方、四国地方     9メートル
  近畿地方、東海地方       6メートル
 7日に予想される波の高さは、
  九州南部           12メートル
  奄美地方           11メートル
  九州北部地方、四国地方    10メートル 
  近畿地方            8メートル
  東海地方            7メートル
  沖縄地方、中国地方       6メートル
です。

 台風が接近する地域では、記録的な暴風や高波となるおそれがありますので、最大級の警戒をしてください。

<高潮>
 台風の接近に伴い、沖縄地方では6日にかけて、九州南部・奄美地方や九州北部地方では6日から7日にかけて、四国地方や中国地方では6日から8日にかけて潮位が高くなり、海岸や河口付近の低地では浸水や冠水のおそれがあります。
 なお、潮位が堤防を越えなくても、潮位が高い中で高波があると、波が海岸堤防を越えて浸水するおそれもあります。高潮や、高潮と重なり合った波浪による浸水などにも厳重に警戒してください。
 台風が接近する地域では、記録的な高潮となるおそれがありますので、最大級の警戒をしてください。

<大雨・雷・突風>
 南海上から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定となっており、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降っています。
 台風の北上に伴い、引き続き7日にかけて、南海上から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になる所があるでしょう。西日本や東日本では、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、特に、太平洋側の東から南斜面を中心に総雨量が多くなり、大雨となるおそれがあります。
 台風が接近する沖縄・奄美では6日にかけて、九州南部や九州北部地方では6日から7日にかけて、雷を伴った猛烈な雨が降るでしょう。
 7日0時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  九州南部        500ミリ
  奄美地方        400ミリ
  九州北部地方      300ミリ
  四国地方、東海地方   250ミリ
  沖縄地方        200ミリ
  近畿地方        180ミリ 
  関東甲信地方       80ミリ 
 8日0時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  九州南部、九州北部地方、四国地方、東海地方
              300から400ミリ
  近畿地方        200から300ミリ
  中国地方、関東甲信地方 100から200ミリ
 9日0時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  東海地方、関東甲信地方 100から200ミリ
  四国地方、近畿地方    50から100ミリ
の見込みです。
 台風が接近する地域では、記録的な大雨となり、国管理河川のような大河川でも氾濫するおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。

 また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 今後の台風情報や、地元気象台が発表する早期注意情報、警報、注意報、
気象情報に留意してください。次の「令和2年 台風第10号に関する情報
(総合情報)」は6日5時頃に発表する予定です。

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投稿者プロフィール

もわもわ
N-mix.comの管理人です。
写真屋に6年、コミュニティラジオに16年務めた後、全く別の世界に飛び込んで悪戦苦闘中。